一般社団法人STONESでは、福岡県内の上場企業から障がい者雇用についてご相談をいただき、採用から雇用後の人材育成まで継続した支援を行っています。
今回の取り組みでは、複数の就労支援事業所と連携し、10名の方の雇用につながりました。
現在は、採用されたメンバーがチームとして、企業のWeb制作や自社システム開発などの業務の一部を担っています。
障がい者雇用を進めたい企業が抱えていた課題
今回ご相談いただいた企業は、グループ全体で数万人規模の従業員を抱える企業です。
以前から障がい者雇用に取り組まれていましたが、採用後にどのような業務を担ってもらうのか、どのように人材を育成していくのかなど、雇用を継続的に進めていくうえでの課題を抱えていました。
そこでSTONESでは、単に採用人数を増やすことを目的とするのではなく、一人ひとりがスキルを身につけ、実際の業務を担える環境をつくることを重視して支援を行いました。
複数の就労支援事業所と連携し、採用をサポート
人材の募集・採用にあたっては、福岡県内の複数の就労支援事業所と連携しました。
STONESでは、候補者と企業をつなぐだけではなく、面接に向けた準備やサポートなど、採用に至るまでの支援を実施。
その結果、複数の就労支援事業所から合計10名の雇用につながりました。
雇用後3か月間、毎日IT研修を実施
今回の取り組みで特に重視したのが、「採用した後」の支援です。
採用されたメンバーに対して、雇用開始から3か月間、STONESによるIT研修を毎日実施しました。
研修では、
- Web制作に必要となる基礎知識・スキル
- Webサイト制作の実践
- システム開発の基礎
- 実際の業務を想定した課題
などに取り組みました。
知識を身につけるだけではなく、研修終了後に企業内で実際の業務を担うことを見据え、段階的にスキルを身につけられる内容としました。
研修から「実際の仕事」へ
3か月間の研修終了後も、取り組みは続いています。
現在、採用されたメンバーは企業内の一つのチームとして、
Webサイトの制作・運用や、自社システム開発などの業務の一部を担当しています。
「障がい者を雇用する」というところで終わるのではなく、研修を通じてスキルを身につけ、それぞれが企業の中で実際の役割を持って働くところまでつながった事例となりました。
採用から育成、そして活躍できる環境づくりまで
障がい者雇用では、採用することそのものだけでなく、
「どのような仕事を担ってもらうか」
「必要なスキルをどのように身につけてもらうか」
「雇用後にどのように活躍できる環境をつくるか」
まで考えることが重要です。
STONESでは、IT教育やWeb制作・システム開発の知見と、就労支援事業所との連携を活かし、企業と働く方の双方を支援しています。
今回のような取り組みを一つずつ積み重ねながら、障がいの有無にかかわらず、一人ひとりが自分の力を活かして働ける環境を広げていきます。
障がい者雇用についてお悩みの企業の皆さまへ
「障がい者雇用を進めたいが、どのような業務を任せればよいかわからない」
「採用後の教育やサポート体制に課題がある」
「IT分野で新しい職域をつくりたい」
STONESでは、採用支援からIT人材の育成、雇用後の職域づくりまで、それぞれの企業の状況に合わせたご相談を受け付けています。